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ロサリオ、2度目降格で事実上の戦力外…マテオ、モレノも退団へ

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阪神は27日、ウィリン・ロサリオ内野手(29)の出場選手登録を抹消した。

年俸3億4000万円の単年契約で入団した助っ人だが、順位争いの佳境となるシーズン終盤での2度目の2軍降格は、事実上の戦力外通告

再昇格の可能性は残されているものの、1年限りでの退団が決定的となった。

 

ロサリオは開幕から変化球攻めに苦しみ、6月3日に1度目の抹消。

7月17日に再昇格した直後は、復調の兆しを見せたが、最近はチャンスで凡退する場面が目立っていた。

75試合に出場し、打率2割4分2厘、8本塁打、40打点。

甲子園では110打席に立ったが、本塁打がなかった。

 

今季が来日3年目のマルコス・マテオ投手(34)、1年目のディエゴ・モレノ投手(31)も今季限りでの退団が濃厚。

マテオは昨季、最優秀中継ぎのタイトルを獲得したが、今季は17試合で0勝1敗4ホールド、防御率6・75。

7月17日に2度目の登録抹消となった。

 

阪神の外国人で残留が決まっているのは、来季から日本人選手扱いとなるランディ・メッセンジャー投手(37)と、守護神で29セーブを挙げているラファエル・ドリス投手(30)だけ。

途中加入のエフレン・ナバー内野手(32)も、現場が求めるスラッガータイプではなく、契約更新は微妙だ。