広島・緒方監督、球団最速300勝!タナキクマル解体も菊池がプロ初8番に奮起!
ベンチ前でナインと勝利のタッチを交わした。就任4年目の広島・緒方監督が球団史上6人目、同最速で通算300勝に到達。
49歳の指揮官は余韻にひたることなく、静かに感謝の言葉を口にした。
「選手の頑張り、それを支えるコーチ、カープファンの後押しがあって積み重ねた数字です」
1950年代に指揮した白石勝巳、70年代後半から80年代にかけて黄金期を築いた古葉竹識-。
“ミスター赤ヘル”山本浩二も、恩師・三村敏之も、現役時代に共に戦った野村謙二郎も抜く速さで節目の勝利を重ねた。
指揮官は菊池の8番について「自由に振れるから」と涼しい顔だ。
絶対的な練習量に、安穏とできないチーム内の競争。
だから、カープは強い。
次は球団史上最速となる最短7日の優勝マジック点灯、そして、球団史上初の3連覇だ。