広島・ジョンソン７連勝！バリントン以来球団助っ投５年ぶり２人目 ２桁星も王手

緩急自在のピッチングがさえ渡った。

広島先発のジョンソンが７回を５安打２失点に抑えて９勝目。

「攻撃と守備のサポートのおかげ。チームの勝利だと思う」と仲間に感謝し、平和と核兵器廃絶をアピールする「ピースナイター」での好投には「特別な試合で勝てたことは非常にうれしい。勝利を喜んでくれる多くの人がいる。大きな勝ち星になった」とうなずいた。

７月に４戦全勝と完璧な投球を見せた左腕の勢いは、８月に入っても止まらない。

それどころか、５月４日のヤクルト戦（神宮）の２敗目を最後に、同１１日の阪神戦（マツダ）から１０試合負けなしで７連勝。

１３年にバリントンが記録した球団外国人投手の最長勝利記録に並んだ。

好調の要因は「パーフェクトな試合というものはない。どの試合でも反省点や課題が見つかるので、日々その修正の繰り返し。それを地道に続けていることが、この結果につながっていると思う」と自己分析した。

昨季は体調不良もあって６勝に終わったが、これで２年ぶりの２桁勝利にも王手。

「チームがいい形で戦えているので、自分もシーズン終了までしっかりと投げて最後にみんなと喜び合いたい」。

安定感抜群の最強左腕はリーグ３連覇へノンストップで投げまくる決意を示した。